All About 女性の健康

自分の体のことって、意外とわかっていないもの。なにか変だと感じても、病院に行くほどなのかどうか、判断がつきません。ちょっとした体の悩みから深刻な女性の病気まで全て網羅。体だけでなく心の問題についても取り上げます。

軽く見ないで!子宮内膜症・子宮筋腫

軽く見ないで!子宮内膜症・子宮筋腫

軽く見ないで!子宮内膜症・子宮筋腫

35~50歳女性の5人に一人は筋腫持ち

筋腫といぅのは、子宮にできる良性のこぶのこと。生命にかかわる病気ではありませんが、こぶにもいろいろ個性があっていい子もいれば悪い子もいます。持ち主が一生気づかないままの静かな筋腫、大きくてもさしたる症状もなく、らくらく共存できる筋腫もあります。ところが、大きさやできる場所によっては、相当つらい症状の出る筋腫もあるのです。人によっては子供が生めなくなったり、手術で子宮を全摘出しなければならないこともあり、けっして侮れません。小さな筋腫まで含めれば、成人女性の30%は、体の中に筋腫を持っているといわれます。いつ暴れだすかわからないので、対策だけは考えておきましょう。

最近は初経の年齢が下がって、10代で筋腫のある人もいますが、主流はやはり中年女性。35~50歳がいちばん発症率が高く、筋腫人口の80%を占めています。

筋腫の大きさはさまざまで、大人の頭ほど大きなものもあれば、大豆のように小さなものまで千差万別。数もさまざまです。1つの筋腫が大きく発育することもあれば、多発性で、子宮のあちこちに、ときには10~20個もの筋腫ができることもあります。

こんなにポピュラーな病気でありながら、筋腫がなぜできるのか、原因はまだはっきりわかっていません。有力なのは、女性はだれでも筋腫の芽(核)を持っていて、その発育にエストロゲン(卵胞ホルモン)の過剰分泌がかかわっているという説です。エストロゲンは、筋腫の細胞を増殖させ、増殖因子の産生を促し、発症するか否かは免疫力の違いにかかっているといわれています。確かに筋腫は、エストロゲン分泌のいちばん盛んなミドルエイジに多発•増大化し、閉経になると縮小化する傾向があります。

できる場所や方向で筋腫には3つの種類がある

子宮の体部にできる筋腫を「体部筋腫」、頸部にできる筋腫を「頸部筋腫」といいますが、90~95%は体部にできます。その種類によって、痛みや症状が違います。また、いろいろなところにできてしまう多発性筋腫もあります。

筋腫は時間がたつと、外見や組織が変わることも

子宮筋腫は、時間がたつと「続発性変化」を起こし、外見や組織が変わってしまうことがあります。その代表的な変化 は「硝子化変性」「石灰化」「赤色変性」「脂肪変性」などです。

1.硝子化変性=やわらかい筋腫が、血行障害が原因で、ガラスのようにかたく変性してしまいます。
2.石灰化(子宮石)=閉経後の女性の筋腫にみられ、血流障害によって、カルシウム沈着が起こり、筋腫が歯や骨のようにかたくなってしまいます。
3.赤色変性=筋腫内に出血が起こって赤褐色に変色するもので、妊娠中の筋腫に起こる急性の変化です。
4.脂肪変性=筋腫の中に黄色い脂肪がたまってしまうものです。

肉腫など悪性のものには変化しない

悪性腫瘍の肉腫は、子宮筋腫と酷似しているために、最初の段階での区別が非常に困難です。このため以前は、肉腫も続発性変化の一つとまちがえられましたが、大きくなるスピードが早く、今は、筋腫と肉腫はまったく別のものと判明しました。子宮にできる腫瘍の中で、200例に1例くらいしかみられないものです。

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