All About 女性の健康

自分の体のことって、意外とわかっていないもの。なにか変だと感じても、病院に行くほどなのかどうか、判断がつきません。ちょっとした体の悩みから深刻な女性の病気まで全て網羅。体だけでなく心の問題についても取り上げます。

膀胱炎•尿道炎•腎盂腎炎

膀胱炎•尿道炎•腎盂腎炎

膀胱炎•尿道炎•腎盂腎炎

膀胱炎になりやすいのはこんなとき

男性の尿道は16〜20cmもあるのに対して、女性の尿道はわずか3、4cmしかありません。おまけに女性の体は、外尿道口と膣口、肛門が近い位置に並んでいます。そのため、女性は自分自身の外陰部や肛門の常在菌、特に大腸菌が、膣や膀胱に侵入しやすい構造になっています。

病原菌が尿道に侵入して感染を起こしたのが尿道炎、膀胱に侵入して炎症が起きたのが膀胱炎、さらに腎臓にまで細菌感染が及んだのが腎盂腎炎です。この中でも最も一般的なのが膀胱炎でしょう。

年代別にみると、女性が膀胱炎になりやすい時期は三度あります。最初は、セックスをするようになったばかりの若いときです。セックスのときに大腸菌が尿道に入って、尿道炎を起こす間もなく膀胱で感染を起こし、膀胱炎になってしまうということがよくあります。セックスのたびに膀胱炎を起こす人もいるくらいです。不潔にしているからというより、体の抵抗力が落ちていたり、アナルセックスなどがきっかけになって起こります。

次に膀胱炎が起きやすいのは、妊娠・出産のときです。妊娠すると、大きくなった子宮で膀胱が圧迫されて尿意が遠のいてしまうものですが、膀耽に長く尿をためておけばおくほど感染も起きやすくなります。

3番目は更年期に入ってからです。これは女性ホルモンが減ってくるため、膣の粘膜が萎縮して、膣本来の自浄作用や抵抗力が落ちてくるのが原因です。そのため、更年期の女性にも、セックスのたびに膀胱炎を起こすという人がいます。

このほか、腰を冷やしたり、またナプキンやおりものシー卜を長時間力えないでいると、それがきっかけになることもあります。

頻尿、排尿痛、残尿感などの症状が

膀胱炎になると、頻尿や尿の濁り、排尿痛、残尿感などの症状があります。頻繁に尿意を催し、ひどくなると、排尿したときに焼けつくような激痛を感じます。血尿が出ることもあります。この痛みは、膀胱炎よりも尿道炎のほうが強いようです。膀胱炎であれば熱が出ることはありません。

病院へ行くと尿検査をし、抗生物質が処方されます。薬を飲めばすぐ効きめがあらわれますが、そこで薬をやめてしまわないで、言われたとおり飲み続けましょう。症状は消えても膀胱にまだ細菌が生き残っていて再発することがあるからです。

膀胱炎は習慣になりやすいので、一度起こしたことのある人はふだんから気をつけて予防しましょう。

膀胱炎を防ぐためには

膀胱炎の予防はなんといってもまず、トイレをがまんしないことです。膀耽に長時間尿をためると細菌感染も起きやすくなります。排便後におしりをふくときは、前から後ろにふくのは常識です。便秘も膀胱を圧迫するのでよくありません。 体の冷えや過労も抵抗力を落とし、細菌感染しやすくなりますから要注意です。アナルセックスも慎みましょう。

また、膀胱炎になりそうだと思ったときは、水分をたくさんとって、どんどん尿を出すと、膀胱の中の細菌が洗い流されます。アメリカではクランベリーが膀胱の粘膜を強くすることが研究で実証されて、サプリメントやジユースになっています。膀胱炎を起こしやすい人はそれらを常用摂取するのもいいでしょう。

膀胱炎から腎盂腎炎になることも

膀胱炎を起こした病原菌が尿管を逆流して腎臓に炎症を起こすのが腎盂腎炎です。かぜなどのウイルスで起こることもありますが、まずほとんどの場合は膀胱炎から起きます。

急性の腎盂腎炎は、膀胱炎の症状が1、2日続いたあと、38.5度以上の高熱が出ます。血尿も出て、下腹部や背中がはげしく痛みます。こうなったときは早めに入院して治療しないと、腎不全を起こしてしまうこともあります。

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