All About 女性の健康

自分の体のことって、意外とわかっていないもの。なにか変だと感じても、病院に行くほどなのかどうか、判断がつきません。ちょっとした体の悩みから深刻な女性の病気まで全て網羅。体だけでなく心の問題についても取り上げます。

神経症性障害・不安障害

神経症性障害・不安障害

神経症性障害・不安障害

不安な気持ちをコントロールできない

神経症はいわゆるノイローゼと呼ばれるもので、不安を感じたり心配ごとがあったりすると、その心理的要因によって自律神経のバランスが乱れて、心や体に不調が起きてくる病気です。もっと簡単にいうと、不安な気持ちを自分でコントロールできなくなる心の病です。

不安はだれにでもあります。たとえば、家族のだれかが亡くなったり、友人が病気になったり、会社でリストラが始まったり、離婚したりというぐあいに、生きていくうえで不安はつきものです。しかし、不安を感じたとしても、普通はその原因がはっきりしています。しかも、たいていの場合は、日にちがたつにつれて不安も薄らいでくるものです。

ところが、神経症の人は、これといった原因があるわけでもないのに強い不安を感じて、その状態がいつまでも続くのが特徴です。うつ病とまぎらわしいのですが、うつ病とはまったく別の病気で、治療法も異なります。そのため、医師にとっては正しく見分けることが重要になります。

うつ病や自律神経失調症にまちがわれることも

神経症にはさまざまなタイブがあります。よく知られているものには「不安神経症」「心気神経症」「恐怖症」「強迫神経症」があります。

このほかにも、うつ病とまちがわれやすいのが「抑うつ神経症」です。気分が憂うつで、自分に自信がなくなり、将来を悲観するようになります。また、欲求不満や心の葛藤を抑圧してしまった結果、それが身体症状に転換されて出てくるのが「転换ヒステリー」です。ほかに、自分が自分であるという認識や現実感が薄れて、喜怒哀楽の感情もなくなってしまう「離人症」もあります。

神経症はれっきとした心の病ですが、不安になると自律神経を介して動悸、呼吸困難、頭痛、めまい、発汗、体のふるえ、不眠、倦怠感などの体の症状が起きてきます。そのため、うつ病だけでなく、自律神経失調症と誤診されることもあります。ただ、うつ病や自律神経失調症との大きな違いは、神経症は性格に起因しているところが大きいという点です。神経症は自己中心的で未熟な人がなりやすい傾向があります。身近な人の死や災害などの精神的ショック、日常生活でのストレス、家庭や職場での人間関係などからくる心の葛藤があると、普通の人には たいしたことでなくても、このような性格の人には重大なことに感じられたり、自信喪失や劣等感につながって神経症になることがあります。

また、気分がふさぐうつ病と違って、神経症の患者は、自分がどんなに苦しいかをわかってもらおうと、医師の前では多弁になるものです。

治療の基本は心理療法

うつ病は薬物療法が主ですが、神経症の治療は悲本的には心理療法が中心となります。問題をかかえ込んだり、ものごとをクヨクヨ考えてしまう人がなりやすいので、催眠療法などで心の緊張やわだかまりをとり除きます。また、自律神経訓練法を身につけて、心身のリラクセーションを図り、自分でストレスをコントロールできるようにします。

カウンセリングも有効です。神経症になる人は、自分の中で感情を押し殺してしまっていることが多いので、カウンセラーに話を聞いてもらうだけでもずいぶん気持ちがらくになるものです。カウンセラーにアドバイスしてもらうというより、話すことで、本人に自分自身の問题点に気づいてもらうことがねらいです。

カウンセリングが必要と判断したら、精神科やかかりつけの婦人科の医師がカウンセラーや臨床心理士を紹介してくれるはずです。ただし、ほとんどの場合は自費になります。薬は漢方薬などを処方することもありますが、抗不安薬は心理療法に加えてあくまでも補助的に使います。

また、神経症になりやすい性格の人は、予防策としてふだんから打ち込める趣味やスボーツを持つのがいいでしょう。そうすれば、ストレスを自分の中にため込まず、発散させることができます。

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