All About 女性の健康

自分の体のことって、意外とわかっていないもの。なにか変だと感じても、病院に行くほどなのかどうか、判断がつきません。ちょっとした体の悩みから深刻な女性の病気まで全て網羅。体だけでなく心の問題についても取り上げます。

本人の意志とは関係なく 働いている自律神経

本人の意志とは関係なく 働いている自律神経

本人の意志とは関係なく 働いている自律神経

神経には脳と脊髄からなる中枢神経と、全身のすみずみまで伸びる末梢神経があります。末梢神経はさらに体性神経と自律神経に分かれます。体性神経は知覚神経と運動神経で、これらは自分の意志でコントロールできます。それに対して、本人の意志とは関係なく働き、呼吸や血液循環、体温調節、消化吸収、生殖などの機能を調節しているのが自律神経です。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、それぞれ相反する働きをしています。交感神経は活動しているときに活躍する神経で、心拍を速くしたり血圧を上げたり瞳孔を拡大させたりします。

一方、副交感神経が働くと、逆に脈拍はゆっくりになり、血圧は下がって瞳孔も収縮します。このように状況に応じて2つの神経がうまく切りかわって、体のいろいろな器官の働きを調節しています。

ストレスが自律神経の働きを乱す

自律神経をコントロールしているのは脳の視床下部と呼ばれるところです。視床下部の外側の大脳辺縁系は、快感、不快感、不安、怒りなどといった本能的な喜怒哀楽の感情を生み出すところです。 さらにその外側をおおっているのが人間としての高度な精神活動をつかさどる大脳皮質です。

私たちが精神的なストレスを受けると、まず大脳皮質が直擊されます。それが大脳辺縁系を経由して視床下部へと伝わります。さらに自律神経に伝わって、交感神経と副交感神経の切りかえがうまくいかなくなった結果、それに支配されている体のあらゆる器官の働きがおかしくなってしまいます。こうして体や心にさまざまな不定愁訴があらわれるのが自律神経失調症です。

視床下部はまたホルモン中枢も兼ねていて、ホルモンの分泌を促したり、量をコントロールしたりしているので、ここの動きか乱れるとホルモン分泌にも異常をきたします。

人によって症状は千差万別

自律神経失調症は診断のむずかしい病気です。体のあらゆるところに症状があらわれ、その症状も人によって千差万別です。1つの症状が消えたと思ったら、また別の症状が出てくるというぐあいに、クルクルと症状が変わることもあります。検査をしても器質的な異常が見当たらないので、「気のせい」と言われて治療してもらえないことも多いものです。そのため、心療内科のような心と体の両面を診てくれる科を受診するのがいいでしょう。

治療は心身の両面からアブローチしていきます。自律神経調整薬や抗うつ剤、漢方薬などでの薬物治療のほかに、カウンセリング、行動療法、自律神経訓練法をはじめとする心理療法、指圧やマッサージなどの理学療法などがあり、患者の症状に合わせて必要なものを組み合わせて治療します。生活改善をしながら時間をかけて治していく覚悟が必要です。

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うつ病, 体の悩み

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